今回のテーマは、「恋愛依存と自分軸」です。
自分軸が育っていないと恋愛依存になりやすくなります。
今回は、精神的に自立をすることで恋愛依存を克服していこうという内容になります。
恋愛依存で苦しい思いをしている。恋愛依存をなんとか克服したい。自分軸を育てたいという方は、ぜひご覧ください。
動画で見たい方はこちらからご覧ください。
当オフィスは、『苦しい恋愛から 幸せな恋愛へ』をスローガンに恋愛依存克服専門のカウンセリングを行っております。恋愛に悩んでいる方は気軽にお問い合わせください。
依存の反対は自立
先ほども言った通り、自分軸が育ってないと恋愛依存に陥りやすくなります。
なぜかというと、自分軸がないと中々精神的に自立出来ず、誰かを頼りやすくなるからです。
依存の反対は自立ですから、自立出来ないということは依存しやすいということになります。
ここで言ってる自立っていうのは、お金とかひとり暮らしとかそういう意味の自立ではなく、精神的な自立です。
精神的に自立するためには『自分軸』が育っていることが重要になるんですね。
自分軸とは
自分軸とは、「自分はどうしたい、こうありたいという自分の考えのもと行動すること」という風に定義されています。
これは、「自分とはこういう人間である。自分はこれでいい」という自分に対する納得感がベースになっています。この自分に対する納得感のことを『アイデンティティ』とも言います。
『アイデンティティ』は発達心理学の『ライフサイクル論』の中で、20歳前後の青年期に解決すべき課題と定義されています。
詳しくは、以前別の動画で説明しているのでそちらをご覧ください。
20歳前後というとちょうど社会人になる頃ですよね。つまり自分はどういう人間であるかを理解して納得して、それから社会に出ていく。その順序が重要だということです。
依存しないと生きていけない現実
私達は、社会という海を泳いでいます。
この海を一人で泳ぐためには、自分軸が必要になります。
自分軸がないと、すぐに荒波に流されて自分を見失ってしまうからです。
子供の頃は学校や親に従っていれば良かったのが、社会に出ると自主性や責任を求め始められる。自分の人生に対して責任を持ち、自分で自分を幸せにすることを求められる。
だけど自分軸がない人は自分一人では泳げない。誰かにしがみつくことでなんとか荒波に耐えようとする。それが恋愛依存です。
つまり恋愛依存とは、社会の荒波にもがき苦しむ中で溺れないように掴んだ『浮き輪』のようなものです。
今のあなたは、溺れないように、生きるために必死だから依存するしかないのです。依存しないと溺れてしまう。生きていけない。
しかし、そんなあなたに向かって、周りの人は、「そんな恋人に依存するな」、「早く別れろ」、「なんで別れられないんだ」そんな風に言ってくるかもしれません。
しかしそんなのは当然無理な話です。出来るはずがありません。だって依存を止めたら溺れてしまうのだから。
泳げないから依存という浮き輪に掴まっている。まずはそのことに気付く必要があるんです。
自立して生きていく不安と恐怖
恋愛依存に陥っていると、どんなに酷い恋人でも中々別れることが出来なくなります。
あなたが恋愛依存に陥ってるなら、きっと悩んだことがあるはずです。今の恋人と付き合い続けていいんだろうか?って。
なぜ別れることが出来ないかと言うと、
・一人で生きていくことが不安
・本当に別れるべきかの判断が出来ない
・恋人を振る罪悪感に耐えられない
このような負の感情に耐えられないからです。
これらはまさに自分軸がないためです。自分で自分を幸せにする自信がないから自立出来ず、恋人に依存してしまうことになるのです。
依存しなくても生きていける心を作る
恋愛依存克服において大事なのは、依存を止めようとすることではありません。依存しなくても生きていける心を作ることです。
社会という海を一人で泳げるなら、依存する必要なんてなくなるからです。
今あなたが恋愛依存しているとして、そこからなんとか抜け出したいと思うなら、まずは自分軸を育てることから初めていきましょう。
依存する必要がないから依存しないのです。依存を止めるのではなく、依存しなくても良い状態を作ることが大切です。
自分軸を作るために
ここからは自分軸を育てる方法を簡単に説明します。
私が行っている恋愛依存克服プログラムも自分軸を育てることを大きな目標として実施しています。
自分軸を育てるために大切なポイントは次の3つです。
①ありのままの自分を認める
②自分がどうしたいかを自分に問いかける
③自分の立てた目標に向かって行動する
①ありのままの自分を認める
1つ目に一番大切なことは、ありのままの自分を認めることです。
自分軸が育ってない人の特徴として、自分へのダメ出しをする、自分を否定しやすい傾向があります。
「自分とはこういう人間である」という自分への納得感が自分軸を育てるわけなので、自分をダメ出ししていたら育たなくなるのはわかりますよね?
なので、ありのままの自分を感じて、自分を認めていく必要があるんです。
そのためには自分が何を考えているか、どういう時にどういうことを感じるかを、否定せずに見つめ続ける必要があります。
おすすめは日記を書くことです。理想の自分とか今の自分へのダメ出し日記ではなく、自分が何を考えているかをひたすら見つめるための日記です。
②自分がどうしたいかを自分に問いかける
2つ目は、自分がどうしたいかを自分に問いかけることです。
自分軸は、「自分はこうありたい」という考えのもとに行動していくことです。そのためには「自分はこうしたい」という思いに自分で気付いてあげる必要があります。
自分がどうしたいかを否定することなく見つめるということが重要になってくるんです。
他人の顔色を伺って自分の行動を決めたり、占いに頼ったりするのではなく、「私はこうしたい」を見つめていきましょう。
③自分の立てた目標に向かって行動する
3つ目は、自分の立てた目標に向かって行動することです。
2つ目で「私はこうしたい」が見つかったら、実際にそれに向かって行動していきましょう。
やはり考えただけでは現実は変わりません。
自分のしたいこと、なりたいことに向かって行動し、その結果がさらに自信を高める。この好循環が自分軸をより強くしてくれます。
最初はどんな小さな目標でも構いません。自分がしたいことを目標にして、それを達成するということを繰り返してください。
他人軸から自分軸へ
恋愛依存というのは恋人に依存した状態ですから、まさに他人軸です。
他人軸は楽な面もありますが、自分の幸せを相手に完全に握られてしまっています。
だから、恋人が自分の相手をしてくれるとすごくハッピー。恋人が自分の元を去ってしまったらどうしようもない絶望を感じてしまう。
あなたが恋愛依存を克服したいと思うなら、ぜひ他人軸から自分軸へ切り替えていってください。
最初は大変かもしれませんが、最終的にその方が絶対に生きやすくなります。
なぜなら、自分の力で自由に生きたい方向に社会の海を泳いでいけるんだから。
では、本日の内容は以上です。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
自分ひとりで進めるのが難しいと感じる方は、ぜひ当オフィスの恋愛依存克服プログラムをご利用ください。
3ヶ月間、12のステップで恋愛依存を克服する内容になっています。