恋愛依存について(コラム)

恋愛依存チェックリスト~苦しい恋愛から抜け出せない方へ~

今回のテーマは、「恋愛依存チェックリスト」です。

あなたが恋愛で苦しみを感じていて、抜け出したくても抜け出せない…と感じているなら、もしかしたら恋愛依存に陥っているのかもしれません。

今回は、恋愛依存の代表的な特徴を紹介していきます。

チェックリストとして、あなたがご自身の状態をチェックするために利用してみてください。

 

動画で見たい方はこちらからご覧ください。

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恋愛依存チェックリスト

依存とは

最初に簡単に依存とは何かを簡単に説明します。

ただの恋愛と恋愛依存は何が違うのか。を理解するためには、依存について簡単にでも知っておいた方が良いからです。

依存とは、快感を得るため、苦痛を避けるために特定の行動を何度も繰り返した結果、それを止めることが出来なくなった状態を指します。

一旦依存状態になると、自分の我慢とか忍耐とは関係なく、止めることができなくなります。これは本人の性格の問題ではなく誰にでも起こり得るものです。なぜなら人間の脳の構造が影響するものだからです。

なので性格の問題でしょ。と片付けることなく、治療が必要になってきます。

 

依存の種類

依存には大きく物質依存、行為依存、関係依存の3つがあります。

物質依存はアルコールや麻薬など身体に『摂取するもの』に依存すること。行為依存はパチンコなどのギャンブルやゲーム、SNSなどの『するもの』に依存すること。

そして関係依存は恋愛依存など『誰かとの関係』に依存するものです。恋愛依存は関係依存の一種類になるわけですね。

ただし、物質依存と行為依存の一部は病気と認められていますが、関係依存は病気とは認められていません。なので恋愛依存は病院で診断される病気ではありません。

とはいえ、病気でないというだけで、『恋愛依存』という状態は存在します。これは多くの心理学者が研究している中で明らかになっています。

 

依存の特徴

では、依存にはどんな特徴があるのか説明します。

先ほどお話しした通り、依存には3つの種類がありますが、共通する特徴というのがあります。ここでは代表的なものを3つあげます。

①依存対象が頭から離れなくなること→とらわれ

②依存対象から離れると不快な症状が表れること→離脱症状

③離れようと思っても離れられないこと→コントロール障害

などがあります。

この代表的な特徴が当てはまるとき、依存症と言われることになります。

『依存対象』っていう部分がお酒だったらアルコール依存だし、ゲームだったらゲーム依存。そして恋人だったら恋愛依存という感じですね。

 

恋愛依存の場合

恋愛依存の場合、恋人が頭から離れなくなって仕事が手につかなくなったり、恋人から距離を取ったり会えない期間が続くと具合が悪くなったり、別れを決意しても別れられなかったり。そういう特徴が現れます。

恋愛依存は病気として診断されませんが、依存に共通する特徴は確かに表れるんです。

 

恋愛依存チェックリスト

この依存の特徴を恋愛依存に当てはめたのが、今回紹介する恋愛依存チェックリストです。全部で13項目あります。

これから1つずつ説明するので、あなたはそれを1つずつチェックして、自分に当てはまるものが何個あるか調べてみてください。

何個以上当てはまれば恋愛依存。という基準はありません。ただ、たくさん当てはまれば当てはまるほど、あなたには恋愛依存の特徴が数多く当てはまっていることになります。それだけ苦しい恋愛をしているということです。

もし複数個当てはまるようなら、あなたの恋愛依存を克服していく必要があります。ご自身の特徴を理解するためにもすごく大切なチェックなので、ぜひご自身を振り返りながらチェックしてみてくださいね。

 

1.恋人がいないと強い孤独感を感じる

付き合っている恋人がいない状態だと、強い孤独感や無価値感に襲われます。

そのため、すぐに新しい恋人を探し求めるという状態です。

 

2.恋人から連絡がないと強い不安に襲われる

恋人がいても、常に会ったり連絡を取り合ってないと強い不安に襲われる状態です。

 

3.恋人の予定を確認しないと気がすまない

恋人が何をしているかを常に把握しないと気がすまない状態です。

恋人の予定を頻繁に聞いたり、SNSをチェックし行動を監視する。ということもあります。

 

4.恋人のことで頭がいっぱいになりやすい

頭の中が恋人でいっぱいになって、他のことが手につかなくなる状態です。

仕事や勉強、家事などが疎かになります。

 

5.恋人に尽くしすぎてしまう

自分の時間やお金を犠牲にして恋人に尽くすような状態です。

また、自分の予定をキャンセルして恋人の予定に合わせるといったことも含まれます。

 

6.恋人の意見に反対するのが怖い

自分の意見を恋人に合わせてしたがってしまう。

反対すると嫌われる気がして言えない。など、恋人の意見に反対できず、したがってしまう状態です。

 

7.恋人に見捨てられる不安が強い

見捨てられ不安が強く、「恋人が自分を見捨てるのではないか」という不安、恐怖が強くある状態です。

恋人のちょっとした言動や態度の変化で、「捨てられるかもしれない」と不安になります。

 

8.恋人の気分に左右されやすい

恋人の機嫌が悪いと、自分も落ち込むような状態です。

恋人の機嫌が悪いと、自分が悪いと罪悪感を感じてしまう。などと自分を責めることもあります。

 

9.友人関係が疎かになる

恋人を優先するあまり、友人との関係が疎かになるなど、交友関係が狭くなっている状態です。

 

10.恋人がいないと生きている意味を感じない

恋人がいない自分は価値がない。恋人がいないと何も楽しくない。などと感じる状態です。

 

11.恋人の評価に自分の自信が左右される

恋人に愛される、認められた時だけ自分の価値を感じる状態です。

恋人に愛されていないと、自分は価値がないと感じやすいです。

 

12.恋愛がうまくいかないと、生活全体に影響が出る

恋人とケンカなど恋愛が上手くいかないと、仕事や勉強が手につかない。家事が疎かになる。

逆に恋愛が上手くいってるときは、仕事もプライベートも上手くいく。など恋愛の状態が生活全般に影響を及ぼす状態です。

 

13.別れを決意できない

上手くいかない恋人と別れようとするけど別れられない。もしくは別れてもすぐに復縁するを繰り返す状態です。

 

 

自分の特徴をチェックしてみよう

以上、13個の恋愛依存の特徴を紹介しました。

あなたに当てはまる特徴はいくつあったでしょうか?

もしかしたら、「え、これって皆そうじゃないの?当たり前じゃないの?」みたいに感じたかもしれません。

ですがそれは思い込みで、皆はそうじゃないんです。恋愛依存という状態の特徴なんです。

それに気付くことも、このチェックリストの大事な役割でもあります。

あなたが当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなく恋愛依存の特徴である。

そのことに気付くのはとてもショックかもしれません。しかし、あなたの恋愛が苦しくて抜け出したいと思うなら、自分の特徴について正しく理解することが非常に重要です。

つらくても目をそらさず、あなたの中の恋愛依存の特徴と向き合ってみてください。

 

終わりに 恋愛依存は克服出来る

今回は、恋愛依存の特徴をチェックリストとして紹介してきました。

最後にお伝えしたいこととして、悪いのは依存であってあなたではない!ということです。

依存というのは誰もが陥る可能性のあるものです。たまたまあなたは恋愛依存というものにハマってしまっただけで、それが本当のあなたではないのです。

本当のあなたではないので、恋愛依存は克服することができます

この恋愛依存チェックリストは、自分を責めるためのものではありません。

あなたが今陥っている状態を正しく理解して、そこから抜け出すためのものです。

そして自分が恋愛依存であることに気づいたなら、そこから一歩ずつ抜け出していきましょう。

あなたの恋愛が幸せなものになることを、お祈りしています。

 

では、本日の内容は以上です。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 

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